さて、発売からそろそろ二週間が経とうとしています。そんな今日はやっとこ書きます。disk union限定【GOODSバージョン】のキーポイントでもあるダウンロードカードとの出会い!!
既に手にとっていただけている方にはわかると思うのですが、これめっちゃかわいい。日本ではおそらくまだ使っている人いないのではないでしょうか。ただダウンロードカードとしての役目を終えたらポイッな使い捨てではなく、アイテムとしても手元に残したくなるようなものとして届いていたなら本望です!!もちろんデザインはグーミの全てのアートディレクションを務める野口さんによるもの。
ちなみにカードはプラスチックでできているし、穴があいているので使用後もキーホルダーや、しおり(これお薦め!!手帳カバーと合わせて!!)などのアイテムとして使用していただけたら嬉しいなあと思っております。
ではではちょっとダウンロードカードとの出会いについて書いていいこうかな…
先にも書いたかもしれないけれど、実は僕ダウンロードってあまり馴染みがなかった。アナログな人間だからと言ってしまえばそれまでだけれど、なんだかダウンロードっていうのがアルバムの廉価版であり安かろう悪かろうっていうイメージがぬぐい切れなかったからだ。実際ダウンロードしてもプロダクトがないとPCのどこかに埋もれて忘れ去られてしまうことだってあるし…。
ただ、「スタイルとしてダウンロードが好き」っていう人はいるだろうなと思っていて。CDジャケットは物質としてかさばるからいらない、もっと身軽に音楽を所有したいっていう感覚の人たちは絶対増えていると思うの。そういう人たちに安いから、手軽だからっていう廉価版ではなく本当の選択として選んでもらえるようなものが作りたかった。
でも、そう決めてからがなかなか大変だった…。なにってこの一枚一枚固有のアクセスコードを持つダウンロードカードってのが日本で作っているところ見つからないんですよ。海外ではかなり主流になってきているにも関わらず…。そこで探し回る作業から始まったのですが、それと並行して思い出したものが!!
遡ること昨年の10月、ぼくはサテライトキッチンという名前で下北でフード出していました。イベントの主催はおなじみの今日のできごと氏。そして出演の中にはこれまたおなじみのDJ TANACHU。このたなちゅうセンパイ、最近のグーミを語る上では欠かせないくらい、グーミの交流を広げていってくれた人。若かりし多感な時期のぼくらに影響を与えてくれた様々な先輩ミュージシャンに繋いでくれたのは彼なのだ。
で、この日もそう。隣のライブハウスに日暮愛葉さんがいるから紹介するよっていって連れて行ってくれて…。正直seagull screaming kiss her kiss herのファンだった僕は何をしゃべったか覚えていないくらい舞い上がっていたのだけれど…。ぼくがシーガルが好きだったのは音楽もさることながら、活動の仕方で希望を与えてくれたからだ。荒い音とポップなメロで日本だけでなく海外にまで広がる…。ぼくらも進むとしたらこんな道なんじゃないかなあって思ってた。
その日はシーガルが海外に行くときにお世話になっていたプロモーターがテニスプロっていう海外のバンドを日本に連れてきていたらしく、嬉しことに彼らともおしゃべりができたのだった。
そこで彼らがくれたのが自己紹介にくれたのが【Dropcard】。日本では見たこともないダウンロードカード。
これが後にグーミを助けるのです。正直、いくらネットで調べても現物を見なければイメージってわかないし踏切もつけづらかった。だからこの出会いはかなり必然だったのではないかと今でも思う。
そうして、グーミは海外のdropcardsとの直接のやり取りに踏み切ったのでした。
これでイメージしていたGOODSバージョンができるっていう期待と参考になる前例のない新しいことへの不安に揺られながら。
このdropcardを使ったGOODSバージョン、現在もdisk unionにて好評展開中です!!
CDに比べて数には限りがありますので気になった方は是非手に取ってみてください!!
ちなみにダウンロードって言うとなにやら人の手を感じないイメージがあるかもしれませんが、ここはグーミ、一緒に付いてくるGOODS自体は手作り手作業ばかり。次回はその辺を写真で振り返って紹介していこうと思います。
disk union特集ページ
http://diskunion.net/jp/ct/news/article/2/24864
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