大抵のことには理由がある。
選んだり行動したりするときは、直感に従うだけでも振り返れば「ああ、なるほどなあ。こうゆうことだったんだ~」って思う。
ぼくらはすぐにグッズver.を含むいくつかの形態でのリリースを思いついた。そこから今の形に落ち着くまではかなり試行錯誤して時間を要するんだけれど…。
何のことない簡単なこと。一般流通から離れるなら、一般流通では規格外のことをやればよかった。
そしてこれってなんて自由なことだろうか!!気づかないうちにCDだったりいまの流通システムに慣らされてしまっていたんだなあ。そもそも作品だもの、もっと好きな形を選べばいい。その方がずっとグーミらしい。
そこからいくつもの案を経過して最終的な形態に辿りつくのだけれどそれはぼくらが考え、思いついたってことであると同時に、色々な状況、色々な人と話したことがすごくきっかけになっていると思う。
海外ではレコード盤&ダウンロードカードが主流になってきていること。
でも日本ではレコードは一般的ではないのでこの形のままでは普及しないだろうなあと思ってた。
個人でもamazonでの販売が可能らしいということ。(結局採算が合わないのでやめたけど…)
山本さんが
「amazonなどでいつでも買えるわけではないっていうのが自分にとってはライブハウスでCDを購入する時の後押しになる」
て言ってたこと
mothercoatのギガさんが
「グーミはグッズとか物販多いのがいいよね。これは勝算あるよ」
って言ってたこと。
motehrcoatは独自の流通っていうのにも先に乗り出していたし。
golfがダウンロードのアドレスのついたカード付きでremix-Tをリリースしていたこと。
自主流通だったミニアルバムのリリースもしっかりと話題になってインディーズ系のNEWSとして取り上げられていたし。
ひろほさんが
「もうCDにこだわらなくてもほんといいよね。こんな簡単に作れるんだし」
って言ってたこと。
about tessのたくとさんが
「バンドでやっていけるかどうかは、アーティストがまず最初にどれだけ身銭を切るかどうかにある」
って言っていたこと。
戦車倶楽部のCDが売れているのを見て、やはり若い人たちにはもっと気軽に手を出してもらえるような形もあった方がいいなって思ったこと。
一般流通をやめたことによってぼくらの音楽への入口が狭まってしまうことはぜったいあってはならなかった。
それにリリースしたことすらも音楽の世界に無視されてしまう可能性だってあった。これも絶対避けたかった。
ぼくらの選んだリリースがグーミの音楽を新しく手に取る人たちへの開かれた窓口であるように。
そしてぼくらを知ってくれている人たちや、これから知る人たちへ。
届けるべき人たちにきちんと届けられるように。
やれそうな気がした。課題は山積みだったけれどわくわくしてきた。
これならプラスの気持ちでこの道を選べる。
こばた
【Everybody is on the way to the Happiness】
●CDバージョン予約
http://www.goomi.jp/yoyaku.html
●GOODSバージョン予約
http://diskunion.net/jp/ct/news/article/2/24864
レコード店・レーベルさんの中にはDLコード付きでレコード作りたいと思っている方も少なからずいるようですが、日本ではDLコード付きのレコード作ってるレコード盤製作会社がないらしくて、海外生産になってしまってコスト的に厳しいのだそうです。DL販売とDLコード付きレコードの併売が難しいのかもしれません、システム的に。
返信削除レコードを作ること自体にもお金かかりますもんね。ぼくらも調べましたもん…。
返信削除でもそれってもしかしたら日本の土壌に合わないってことなのかもしれないですよね。日本生まれの新しいスタイルを考えたいですね~
こばた