つばめひろう（番外編） ※画像あり

ごぶさたしております、グーミの影ベースでございます。

たまに思い出したようにブログを書いては、まったくバンドと関係なく学級新聞みたいな投稿なんですが、もしよかったらお付き合いください。

一年ちょっと前、仔猫を拾った話を番外編でお伝えしましたが、
今度はつばめを拾いました。

拾ったっていうか、野鳥だろ？って憤る方もいらっしゃると思いますので、経緯を説明します。
ちょっと長文ですが、軽い気持ちで野鳥を拾ってしまったわけではないと伝えたいので。

わたしは普段、父の自動車整備工場にいまして、その事務所につばめの巣がほぼ毎年できるんです。
今年は大豊作で、３組の親子が誕生していきました。
つばめは、横着なのかエコなのか、古い巣をリサイクルするようで、最初の親子が作った巣をリフォームしながら使いまわしてたんです。
で、今年の夏は台風が来ちゃったので、もう巣はボロボロ。
巣の崩壊とともに、雛もボロボロ落ちてくる日が続き、その度に父がはしごに上って巣に戻してました。特に最後の一家は大波乱で、一日に何回も雛落ちる→戻す→落ちる→戻す…ってな具合で。
自動車整備工場なので、出入りする車に落ちた雛が轢かれて潰れるんじゃないかって、みんなで見張って。
よく、人間が触ると育児放棄しちゃうって言いますけど、やむを得ない状況で触ってたけど大丈夫でした。ツバメは、ひとに守ってもらうために人家に巣を作るんだって考えもあるそうなので、ツバメはもしかしたら人間臭を気にしないのかもしれないし、たまたま単にラッキーだったのかもしれない。参考にはしないでください。
巣立つ雛を見届けつつ、３匹の死んでしまった雛を敷地内の薔薇の木の根本に埋めました。

最後の波乱ファミリーが旅立ちだしたとき、胸をなでおろそうと思いきや、その中の一羽が左の翼を失っていて、飛べずに取り残されていました。
可能な限り、親鳥や兄弟に託そうと、餌をもらえる場所に戻してたんですが、ついに仲間も来なくなってしまい。

やむを得ず、ただいま保護中です！きゃわいい！！！

きゃわいいい！！！！！

↑これは保護したばっかの頃

雛のときはこんなの↑が、ポテポテ落ちてくる。

今は元気になった気がする。

左の翼がない

広げるとこんな感じ。羽ばたけど飛べない。

たまらん・・・！！

県の自然保護課に連絡をして、野鳥保護の届け出をしました。

翼が戻って、元気に飛べるようになるなら、仲間と一緒の渡りに間に合うといいな。

長々とお付き合いありがとうございました。